PMSタイプ別 セルフケア方法

女性の身体

前回の記事では、症状と時期によるPMSのタイプやパターンをご紹介しました。

当てはまるものはあったでしょうか?

今回は、PMSのケア方法を基本編と発展編に分けてお伝えします。

PMSケア方法-基本-

PMSは女性ホルモンのバランスの乱れによってあらわれる症状ですが、簡単に改善するものではありません。というのも、ホルモンや内分泌系は体内で常に微妙で繊細なバランスを保っており、女性ホルモンだけを整えるということはできないのです。どこかが増えれば、その代わりにどこかが減る。そんな、シーソーのようにバランスを保っているのです。つまり身体全体のバランスを整えることが、最短のケア方法であり、根本の原因に目を向けることにもつながります。

身体は無限の力を秘めているわけでも、傷が自然に治ったりするわけでもありません。傷が治るということは、それだけ傷に栄養や酸素が多く供給され、消費されているということになります。

私たち現代人の生活には、この“傷”のように良質な栄養と酸素を消費してしまう生活習慣が多く存在します。例えば化学薬品や薬品添加物を含む食事を摂れば、体内に取り込まれた毒素を排出するために多くの栄養素や酸素、酵素などが消費されてしまいます。

また、肉食は体内で大量のアンモニアを作りだし、これを排出するためには多くのビタミンや酸素、カルシウムなどのアルカリ性物質が消費されます。

ブルーライトは健康な細胞へのダメージを与えるため、良質な栄養が再度細胞を作るために消費されます。

つまり、PMSの症状があるにも関わらずこうした生活習慣や食生活をおこなうことで、PMSの体調不良を改善するための栄養が不足してしまうのです。

PMSの最大のケア方法は何かを取り入れるのではなく『悪いものを取り入れない』ことがなによりも大切であり、基本となるのですね。

PMSケア方法‐発展⁻

PMSの基本である“健康な生活”を取り入れたあと、次にできるのはそれぞれのタイプ別のケアですね。

まず、一番初めに自分の症状があらわれる時期が把握できたら、前準備をしておくことが何より大切です。これはPMSの際のストレス緩和や自分へのご褒美として、精神的に有効であることがわかっています。

仕事を前もって終わらせておく、家族のごはんを作り置きしておく、どうしてもつらい日には大好物を食べることにしよう!など、自分を少し甘やかしてあげる方法を用意しておくと、気持ちに余裕が生まれます。

さらに症状別では、以下のようなケア方法を取り入れるのもおすすめ。

ハーブティーを取り入れる

ハーブティーや漢方には実際に薬の素なる成分が含まれていることも多く、化学薬品より自然でやさしく身体にアプローチしてくれます。

●精神的…ローズ、ジャスミン、ラベンダーなどはリラックス作用だけでなく、不安の緩和や安眠などにも取り入れられています。特に女性特有のお悩みがあるときにおすすめです。

●外見的…ジンジャー、シナモン、ジュニパーベリーなどは発汗作用やデトックス効果が期待できるスパイスやハーブです。PMS期間は太りやすくなったりむくんだり、、、新陳代謝が低下することによる外見的なお悩みがある場合はぜひ取り入れてみてください。

●内因的…カモミールには胃酸や食欲を整える効果が期待できます。また、パッションフラワーやセントジョーンズワートは痛みなどの刺激を緩和してくれるといわれ、海外でも代替医療で取り入れられています。

カフェインを取り入れる

カフェインは身体に良くないといわれますが、実はカフェインにはストレスリリーフや痛みの緩和に良いというデータもあります。【精神的】なお悩みや【内因的】なお悩みの中でも片頭痛をお持ちの患者さんに一日1杯のコーヒーを飲むことを推奨しているドクターもいます。インスタントではなく、ドリップしたブラックコーヒーをフレッシュなうちに一杯取り入れてみるのもいいでしょう。ただし、胃の痛みなどがある場合にはカフェインを取り入れるのは控えましょう。

目(視覚)を休ませる

視覚は、パソコンやスマホを常に利用している現代人に取って特に利用されている五感の一つです。ただし、パソコンやスマホ、テレビなどから発せられるブルーライトは刺激の強いストレッサーであり、細胞を破壊するともいわれています。

PMS中だけでなく、PMSの少し前から、できるだけ視覚の利用を減らして、嗅覚、聴覚、感覚、味覚を最大限に活用してみましょう。

●精神的…嗅覚は五感の中でもダイレクトに脳に刺激を与え、感情や記憶と強い結びつきがあります。イライラや不安、自己嫌悪などのお悩みがあらわれそうになったら、自分の好きな香りを取り入れて、ストレスをリリーフしましょう。また、ブルーライトはストレスの原因となりますので、普段スマホをみている時間に聴覚を利用し、ラジオやポッドキャスト聞いてみるのもおすすめですよ。

●外見的…PMSで食欲が急増し、太りやすくなってしまうという方は味覚と感覚をうまく利用するのがおすすめです。糖質や脂質が少なく自然由来の味を利用した噛み応えがあるものを用意しておき、満足感を満たしてあげましょう。また、歯磨き粉を何種類か用意したり、日中の飲み物に何種類かお茶を用意したりして、味覚の変化を楽しむことで、外見的お悩みにつながる食欲コントロールや肌荒れの抑制にもつなげることができます。

●内因的…身体の内側の痛みや不快感には、外からの感覚を利用するのもおすすめ。内部からの刺激を外部からの刺激で中和させるイメージで、腹痛や腰痛、胃痛などの場合は湯舟に浸かったり、目を冷やしてみたり。マッサージやヨガで身体をゆっくりほぐしてみたりしながら、感覚の利用を楽しんでみましょう。

まとめ

今日はPMSのタイプ別診断などについて詳しくお話してみましたが、いかがでしたでしょうか?PMSは自分のタイプやパターンを知って、あらかじめケアすることがとても大切です。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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