膣ケアとデリケートゾーンケアの違い

デリケートゾーンケア デリケートゾーンケア

最近フェミニンケアが注目されていますが、中には膣ケアとデリケートゾーンケアが混同されて、逆にお悩みを悪化させてしまうような情報も多く出回っています。

今回は膣ケアとデリケートゾーンケアの違いについて、性質やケア目的の違いを踏まえて詳しくご紹介して行きます。

膣ケアとデリケートゾーンケアの違いとは?

一般的に膣ケアとデリケートゾーンケアでは大きな違いがあります。

そもそもデリケートゾーンとは身体の敏感な部分や、デリケートな部分に対して利用できる言葉のため、女性のVIOゾーン、外陰部、膣、脇の下だけでなく男性にも用いることのできる単語です。

そのため、多くのメディアやサイト、情報誌でも膣ケアとデリケートゾーンが混同している場合があり、また情報を受ける側もあやふやな知識を収集してしまっている傾向があります。

今日は膣ケアとデリケートゾーンケアについて違いを明白にして、不要なトラブルの回避や、製品の正しい選び方などをお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

部位の違い

まずは膣とデリケートゾーンの違いについてご紹介して行きます。

先ほどもお伝えした通り、膣はデリケートゾーンの一部としても利用できる言葉です。

ただし最近ではデリケートゾーン=VIOゾーンと捉えていたり、膣の入口に対して利用していたり、または外陰部や粘膜部分を含む部分を指したり…

情報元によって捉え方が異なることがあります。

当サイトでは

  ✓性質と機能の違い

  ✓ケア目的の違い

という重要な二つの項目を基準に、デリケートゾーンと膣ケアを以下のように分類しています。

〇デリケートゾーン

・VIO・恥丘・大陰唇・小陰唇・陰核・尿道口・会陰・肛門

〇膣

・膣口(黄色部分)・膣・骨盤底筋群 

このようなパーツで分けて考えるべき理由について、詳しくは次の項目でお話します。

 

特徴の違い

上記でお伝えしたデリケートゾーンと膣では大きく分けて以下のような違いがあります。

デリケートゾーン
外気や下着、生理用品などに触れて摩擦の影響を受ける× (入口のみ影響がある場合がある)
デーデルライン桿菌の影響を受ける×
自浄作用がある×
においが発生しやすい×
黒ずみが発生しやすい×
かゆみが発生しやすい
筋肉が影響を与える×
洗浄が必要×

このようにデリケートゾーンと一言でいっても、それぞれ性質に違いがあり、その分ケア方法や使用製品の特徴も異なるのです。

不要なトラブルを回避し、安全にお手入れをおこなうために、次は具体的にどのようなケア方法の違いがあるのか確認していきましょう。

ケア方法の違い

デリケートゾーンケアと膣ケアの方法はそれぞれ主に以下の通りです。

〇デリケートゾーンケア

・洗浄

・保湿

〇膣ケア

・保湿

・マッサージ

・膣トレーニング

デリケートゾーンのお悩みTOP3は『におい』『かゆみ』『黒ずみ』の三つです。

洗浄はにおいやかゆみの原因となる菌の繁殖をおさえて古い角質を除去し、保湿することでターンオーバーを促して黒ずみの改善につなげることができます。

年齢やホルモンバランスによって乾燥してくる膣内は、保湿とマッサージをおこなうことで柔らかく健やかな肌を保ってくれます。

また、膣は周辺に存在する骨盤底筋と呼ばれる筋肉と大きな関係があり、骨盤底筋が緩めば膣も緩んでしまうのです。そのため、膣ケアではトレーニングもとても重要なポイントとなります。

なぜ膣ケアとデリケートゾーンケアを区別する必要があるの?

膣ケアとデリケートゾーンケアを混同することで、逆にトラブルが増えてしまう可能性があります。

上述でお伝えした通り、膣とそれ以外のデリケートゾーンには性質に大きな違いがあります。

例えばデリケートゾーンは複雑な構成をしているにも関わらず、垢や菌が溜まりやすい部位。そのため丁寧な洗浄が必要です。

でも膣内は基本的に洗浄してはいけないといわれているのです。

その理由は、膣内に在住するデーデルライン桿菌。

これは乳酸菌の一種で膣内では自浄作用というとても重要な役割を果たしています。

「でもずっと洗わないのは汚くない?」と感じるひともいるかもしれませんね。では外部から敢えて洗浄するとどのようなことがおこるのでしょうか?

例えば膣内にはデーデルライン桿菌と同様に常駐しているカンジダ菌がいます。デーデルライン桿菌の自浄作用で膣内が酸性が保たれているうちは、カンジダ菌も悪さをしません。

でも健康な膣を敢えて外部から洗浄してデーデルライン桿菌を洗い流してしまうと…

自浄作用が保たれなくなり、カンジダ菌がかゆみや炎症を起こすのです。

カンジダ菌だけに限らず、膣内はさまざまな菌が常駐していて、デーデルライン桿菌の自浄作用の上でそれぞれがバランスを保っています。

そのため、洗浄が不要なことはもちろん、デリケートゾーンケア用の保湿剤などにはかゆみやにおいの原因となる“菌を抑える効果”がある場合が多いため、膣内にいれるのは危険と考えられます。

デリケートゾーンケアと膣ケアにはそれぞれ専用の製品が必要となるのですね。

自分に合った正しい製品の選び方

ここまでお伝えした内容を踏まえて、自分の目的に合った正しい製品を選ぶことで安全で適切なケアをおこなうことができます。

製品選びの上で抑えておきたい確認事項は以下の通り

 ✓デリケートゾーンケアでも“粘膜”に利用できるか、もしくはVIOのみかを確認

 ✓膣内に入れても影響がないかを確認

 ✓化学添加物や農薬を利用した成分が含まれていないかを確認

 ✓内容量と価格に無理がないかを確認

まず、デリケートゾーンと膣のどちらに使用したいかによって製品選びが異なりますので、VIOケアのみでいいのか、外陰部などの粘膜にも使用したいか、膣内のマッサージに利用するのかなどを自分なりに整理してから製品探しをスタートしましょう。

VIOや膣を含む粘膜は肌吸収率がとても高い部分です。そのため、身体に有効な成分はもちろん、身体に害のある成分も他の部位より多く吸収してしまいます。

できるだけ配合成分に農薬や化学薬品を利用しておらず、オーガニックや医療機関が検査をおこなっている製品を選ぶことで、より安心してケアすることができます。

内容量や価格は今後ケアを継続していく上でとても重要なポイントとなります。

デリケートゾーンケアも膣ケアも、短期間で症状が完全に改善されて永遠に続くわけではありません。フェイシャルケアやヘアケアと同じように、日々継続していくことで健康を保てるのです。

このように日ごろのケアに必要な製品選びは自分に合ったものを継続的に利用することが重要となります。

さらに輸入製品に対しては、白人や黒人、アジア人の肌の違いについて知っておくことも大切です。違いについては、次回の投稿で詳しく紹介しますので、そちらも併せてご参照ください。

まとめ

今回はデリケートゾーンケアと膣ケアの違いについてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?性質やケア目的の違いを知ることで、製品選びも失敗しにくくなり、また不要なトラブルもあらかじめ回避することができます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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